2015年04月29日
研究学園から 行くぜ東北! その1 常磐道南相馬鹿島SAとか

久々の更新でございます。
今年のGWは後半が大型連休。でも、どうも仕事が入ったりして出かけたりできないかも。
ということで(というか、実はかなり前から計画してたのですが)、
行くぜ、東北! 目指せ蔵王!!
上述したとおり、前々から知り合いに会うべく山形に向かうこととなっていました。
でも、特にホテルの予約とかしてませんでした。
直前になって調べたら、4月25日(土)の夜はなぜか山形市内のホテルが満室。
近くで予約が取れるのは蔵王のホテルばかり。
蔵王といえば、最近、火山性微動が観測されたりしているのでちょっと気になりましたが、蔵王温泉や蔵王スキー場は非難区域からは外れています。
だったら、蔵王で温泉でしょ! ということで、蔵王に宿を取り、蔵王に向かうことにしました。
蔵王に向かう場合、つくばからの最短ルートは、
つくば中央IC - 圏央道 - 常磐道 - 磐越道 - 東北道 - 山形道 - 山形蔵王IC
となります。
ですが、途中で、「仙台行ってみよう!」ってことになり、急遽ルート変更。磐越道に入らず、常磐道で北上することにしました。
今回の記事は、この常磐道のお話が中心です。
ご存知の方も多いと思いますが、常磐道は先日全線開通しました。
なので、今回はその高速道路を走ってみました(止まらずに突っ走ったので、写真はほぼ無しです)。
まずは、放射線線量表示看板について。
福島第一原発から直線距離で6km程度のところを走っていますので線量は気になるところです。
最初は0.5マイクロシーベルト/hとか表示されているのですが、福島第一原発に近づくにつれその線量は高くなり、最大で5マイクロシーベルト/hになりました。
つくば市の放射線量が0.1マイクロシーベルト/h前後なので、やはり高い値です。
続いて、街並みについて。
常磐道沿いの福島第一原発近辺の街並みは、ぱっと見、普通の田舎町です。でも、人の気配が全くしません。これはちょっと衝撃を受けました。
帰宅困難区域ということは知ってはいましたが、テレビで見るのと実際の様子を見るのでは受けるインパクトも全く異なるものでした。
最後に、黒いビニール袋について。
常磐道を走っていると、黒いビニール袋が多数並べて置いてある場所が散見されます。
大きさは直径1mぐらいのように思われます。
これ、何だろうと思ってあとから調べてみると、なんと、除染で取り除かれた土が袋詰めになっているようです。
(常磐道 黒 ビニール袋 などでググるといろいろヒットします)
つまり、常磐道沿線に、放射能汚染された土が並んでいるわけです。これは驚愕でした。
原発事故の処理は、まだ全く終わっていないということを痛感させられました。
一度常磐道を走ってみてください、とは言いがたい状況でしたが、個人的には必要な経験だったと感じています。
少々重い話題になってしまいましたが、目をつぶってはいけないので、記事にしました。
でも、特にホテルの予約とかしてませんでした。
直前になって調べたら、4月25日(土)の夜はなぜか山形市内のホテルが満室。
近くで予約が取れるのは蔵王のホテルばかり。
蔵王といえば、最近、火山性微動が観測されたりしているのでちょっと気になりましたが、蔵王温泉や蔵王スキー場は非難区域からは外れています。
だったら、蔵王で温泉でしょ! ということで、蔵王に宿を取り、蔵王に向かうことにしました。
蔵王に向かう場合、つくばからの最短ルートは、
つくば中央IC - 圏央道 - 常磐道 - 磐越道 - 東北道 - 山形道 - 山形蔵王IC
となります。
ですが、途中で、「仙台行ってみよう!」ってことになり、急遽ルート変更。磐越道に入らず、常磐道で北上することにしました。
今回の記事は、この常磐道のお話が中心です。
ご存知の方も多いと思いますが、常磐道は先日全線開通しました。
なので、今回はその高速道路を走ってみました(止まらずに突っ走ったので、写真はほぼ無しです)。
まずは、放射線線量表示看板について。
福島第一原発から直線距離で6km程度のところを走っていますので線量は気になるところです。
最初は0.5マイクロシーベルト/hとか表示されているのですが、福島第一原発に近づくにつれその線量は高くなり、最大で5マイクロシーベルト/hになりました。
つくば市の放射線量が0.1マイクロシーベルト/h前後なので、やはり高い値です。
続いて、街並みについて。
常磐道沿いの福島第一原発近辺の街並みは、ぱっと見、普通の田舎町です。でも、人の気配が全くしません。これはちょっと衝撃を受けました。
帰宅困難区域ということは知ってはいましたが、テレビで見るのと実際の様子を見るのでは受けるインパクトも全く異なるものでした。
最後に、黒いビニール袋について。
常磐道を走っていると、黒いビニール袋が多数並べて置いてある場所が散見されます。
大きさは直径1mぐらいのように思われます。
これ、何だろうと思ってあとから調べてみると、なんと、除染で取り除かれた土が袋詰めになっているようです。
(常磐道 黒 ビニール袋 などでググるといろいろヒットします)
つまり、常磐道沿線に、放射能汚染された土が並んでいるわけです。これは驚愕でした。
原発事故の処理は、まだ全く終わっていないということを痛感させられました。
一度常磐道を走ってみてください、とは言いがたい状況でしたが、個人的には必要な経験だったと感じています。
少々重い話題になってしまいましたが、目をつぶってはいけないので、記事にしました。
Posted by l-support at 21:46│Comments(2)
│旅
この記事へのコメント
国道6号線の方がインパクト有ります。線量表示無いのは凄い数字だから。本来、許可が必要な区間。経済を優先した政府・国は正しいのか。疑問だ。
Posted by あ at 2015年06月16日 05:04
あ さん
確かにそうかもしれません。なにせ、国道6号は常磐道より海側にありますから。
ただ、必要に駆られない限り、さすがに国道6号を走ってみようとは思わないと思います。
確かにそうかもしれません。なにせ、国道6号は常磐道より海側にありますから。
ただ、必要に駆られない限り、さすがに国道6号を走ってみようとは思わないと思います。
Posted by l-support
at 2015年06月21日 19:12
