つくばであれこれ (@研究学園)

一般競争入札により公募となっていた「研究学園駅」周辺の葛城地区の商業・業務施設用地の分譲について、入札の結果が公表されました。


まずは物件の位置から。


（画像はクリックすると大きくなります）

なんと、日本郵政株式会社、日本郵便株式会社、日本郵便輸送株式会社が一気にかなりの広さの土地を落札してます。

南から

土地の所在：つくば市学園の森三丁目７番２，３，４及び５
面積：55,600.57㎡
用途地域（建ぺい率/容積率）：準工業地域（60％/200％）
落札者：日本郵政株式会社
　　　　東京都千代田区霞が関一丁目３番２号
　　　　（資本金）3兆5,000億円
　　　　（事業内容）グループ会社の経営戦略策定等
落札価格：4,436,925,000円
事業計画：事務所

これ、何作るつもりなんだろ。事業内容が「グループ会社の経営戦略策定等」でこれだけの面積を要する事務所って？ 本社移転してくるのか？ って思ってしまうぐらいの規模ですね。まぁ、郵政の本社が霞が関を離れるわけはないので移転はないでしょうが、それでも事業の中心となる機能の多くが移転してくるのではないかと思われます。


その北側の土地、これは平塚線の北側ですね。

土地の所在：つくば市学園の森二丁目41番４
面積： 36,259.95㎡
用途地域（建ぺい率/容積率）：準工業地域（60％/200％）
落札者：日本郵便株式会社
　　　　東京都千代田区霞が関一丁目３番２号
　　　　（資本金）4,000億円
　　　　（事業内容）郵便・物流業務，郵便局の窓口業務等
落札価格：3,002,323,000円
事業計画：郵便物及び荷物の仕分け・運送に係る拠点施設

こちらは、日本郵便株式会社。日本郵政の子会社です。書いて字のごとく、郵便事業を生業としている会社です。

こっちは事業計画が「郵便物及び荷物の仕分け・運送に係る拠点施設」なので、物流拠点ですね。窓口もできるのかな。

でも、なぜここ？ って思ってしまいますね。物流拠点なら高速道路のインターチェンジに近い方が便利だと思うのですが。

とりあえず、サイエンス大通りは交通量が増加しますね。


一番北の土地は

土地の所在：つくば市学園の森二丁目41番１
面積：10,402.11㎡
用途地域（建ぺい率/容積率）：準工業地域（60％/200％）
落札者：日本郵便輸送株式会社
　　　東京都港区西新橋一丁目16番２号
　　　（資本金）182億5千万円
　　　（事業内容）郵便物及び郵便事業に関連する物品の運送業務等
落札価格：830,088,000円
事業計画：日本郵便(株)の委託を受けて，郵便物やゆうパックなどを配送する拠点施設

こちらは日本郵便の子会社、日本郵便輸送株式会社が落札者です。郵便事業の実態は日本郵便輸送が担ってるのですかね。



ということで、日本郵政グループがかなり広大な土地を一気に取得しました。巨大企業の進出です。雇用も増えるだろうし、人口も増える、税収も増えると、いろいろ良いことがあるとは思いますが・・・

個人的には・・・

商業施設に来てほしかったーーー！！